グランダートユニオンメンバー企業紹介社名をクリックいただくとホームページがご覧いただけます

〒103-0007
東京都中央区日本橋浜町3-3-2
トルナーレ日本橋浜町6F

兼松サステック株式会社
取締役ジオテック事業部統轄
水谷 羊介

●グランダートユニオンのメンバーとしての想い、入会の経緯

どのような時代においても、上手く時流に適応した企業が生き残る。現在、売上の大部分を占める事業が先細って行くことが分かっている場合、売上を落とさないように、次世代の柱となる事業に転換していかねばならない。我々の住宅地盤業界においても10年くらい前からそう言われてきた。だが、地盤の基準類を含めて本格シフトし始めたのはここ数年だ。例えば、いまだに一般柱状改良で市場を拡販してきた会社は、苦戦を強いられており、すでに、一般柱状改良から上手く転換を図った企業は成長軌道を描いている。一方この業界においても上場を果たし「株価をあげ企業価値を高める」というアメリカ流の価値観が絶対の尺度ともてはやされたが、どうもそれだけでは業界内では成り立たないようだ。
下町ロケットではないが、2015年版中小企業白書によれば、全企業に占める中小企業の企業数の割合は99%、従業員総数に占める割合は約7割、製品出荷額の占める割合は約半分近くである。この業界もほぼ同じような割合と考えられ、この業界も同様に業界を支えているのはグランダートユニオンのメンバー企業でもある中小企業である。このように、中小企業が住宅地盤市場や地域経済や地域雇用において、大きな地位を占めている。更に、この中小企業のレベルが上がればこの業界のレベルがあがるのである。一方、中小企業が生き残るうえで、企業のトップである経営者の責任は大きい。社員全体の士気を常に高めるためにも、経営者自身には「必ず成功させる」という信念で自社を牽引することが求められる。また何よりも優先すべき事項は「優れた人材の育成」と「経営者のビジョン・方針の共有」だ。会社を長く続けるためには若い世代の教育が必須だ。しかし、社員数的に大企業に劣ってしまう中小企業では、量産型の大企業には太刀打ちできない。今や誰でもできるこの地盤改良事業は一部では既に低価格競争が始まっている。もはや、みんなと同じことをやっていたのでは絶対に勝つことはできない。そこで、生き残るために企業に求められることは「他のどこにも負けない強みをもつこと」。それは技術や製品、その信用・信頼、であったり、企業の考え方である。グランダートユニオンには、その会社の「強み」を明確にすること、考え方、生き残るためのヒントが詰まっている。この時代背景だからこそ、この業界の経営者の皆様には是非、このグランダートユニオンという新な取組を体験していただきたいと思う。

●会社紹介

当社は、「いつまでも安心して暮らせる環境」を求め、「見えないところに本当の価値がある」との信念のもとに「安心力」を高める技術を研鑽しご提供することを経営理念としております。グランダートユニオンのビジョンは弊社の経営理念に合致します。
多くの人々にとって、家を建てることは、大きな夢の実現です。しかし、住まわれる方は、どうしても外観やインテリア・エクステリアなど、実際に目に映るところを重要視されがちです。住宅を建築するときにもっとも大切なことは、まず地盤の状態を知ることです。私たちは地盤のプロとして、お客様の安心を足元からお創りしてきました。今後もお客様に真の満足を提供するために、日本の住宅地盤を守るために努力していきます。