杭先端の底蓋部に設けた3枚の掘削刃が、無振動、無排土、低騒音を実現。
地盤や現場を汚すことなく工事の品質も万全な環境にやさしい工法です。

特徴1

建築技術性能証明取得工法

スーパーNP-PACK工法ecoは、財団法人日本建築総合試験所による建築技術性能証明(GBRC 性能証明 第12-21号)を取得しています。また、同一形状の鋼管を用いたスーパーNP-PACK工法は国土交通大臣認定工法(TACP-0156、TACP-0233)です。 ※適用範囲は異なります

特徴2

φ101.6mm径の採用、先端地盤【粘性土地盤】の対応

スーパーNP-PACK工法ecoでは、従来工法の杭径(φ114.3mm、φ139.8mm、φ165.2mm)にφ101.6mmがプラスされ、より効率的な設計が可能になりました。また鋼管先端地盤も粘性土地盤、砂質土地盤(礫質土地盤を含む)の両地盤で対応が可能です。

特徴3

スウェーデン式サウンディング試験での設計が可能

従来工法では、標準貫入試験が必須でしたが、スーパーNP-PACK工法ecoではスウェーデン式サウンディング試験での設計が可能になりました。
先端支持力係数もα=360とその他の鋼管工法に比べて大きな数値です。

特徴4

施工管理

定められた打ち止め管理手法(試験打設による単位貫入量における回転数の設定)により施工する事で、施工機械や施工者が異なっても一定の施工精度が確保できます。打ち止め管理は一本一本、全本数で行ないます

特徴5

施工スピード

施工時間は柱状改良工法の1/2程度です。一般的な羽根付き鋼管工法に比べても、スーパーNP-PACK工法ecoは貫通力の優れた先端形状により施工時間の短縮が図れます。

特徴6

擁壁等の近接施工が可能に

杭先端形状が、ストレート型(ペンシル形状)のため、近接擁壁に土圧がかかりにくいうえ、打設時の振動や打撃音等の騒音はありません。

柱状改良とスーパーNP-PACK工法ecoの施工時における擁壁への土圧の影響力と振動の比較