工法・サービス

深層混合処理工法 ファインパイル工法eco

ファインパイル工法ecoの特徴

ファインパイル工法ecoとは
多種多様な地盤条件に対応する豊富なラインナップで、私たちは建物の安⼼を⽀えることを第⼀に考えます。

ファインパイル工法ecoは、セメントスラリーに界面活性剤(KNNスラリー)を添加し混合攪拌することで、初期流動性を化学的に促進させ安定した強度と均質性を確保した柱状の改良体を地盤中に形成する工法です。

ファインパイル工法ecoの仕様および適用範囲
仕様および適用範囲
適用建物:小規模建築物以外
小規模建築物以外
適用建物:小規模建築物※1
小規模建築物

ファインパイル工法ecoの審査証明内容
ファインパイル工法ecoは(財)日本建築総合研究所で建設技術審査の証明を取得しています。

技術概要

本技術は、セメント系固化材のスラリーを吐出しながら地盤を掘削攪拌することで、柱状の地盤改良体を形成する機械攪拌式深層混合処理工法です。本工法の特徴は、独自に開発した界面活性剤(KNNスラリー)をセメント系固化材のスラリーに添加することで、ソイルセメントスラリーの粘度を低下させて、施工性と改良体の品質を向上させていることです。

開発趣旨

機械攪拌式深層混合処理工法では、施工性および改良体の品質を向上させるため、共回り防止翼の形状や機構などについて機械的に独自の工夫が施されている技術が多いですが、本技術では、セメント系固化材スラリーに独自に開発した界面活性剤(KNNスラリー)を添加することで、ソイルセメントスラリーの粘度を低下させ、この効果によって攪拌時間縮減などの攪拌効率の向上と土の共回り現象による攪拌不良の低減を図っています。

実験サイト

ファインパイル工法ecoで行った現場実験数は計3土質14現場で、コア抜き試験本数は800本以上、さらに、より信頼性のおける性能を保証する為に大型圧縮試験を行いました。ファインパイル工法ecoで施工した深層混合処理工法は性能・信頼性を得るに申し分無い結果を得ることができました。

GBRC性能証明 第12-25号

実験サイト

ファインパイル工法ecoの特徴
ファインパイル工法ecoは従来工法とは全く異なる攪拌新技術です。

ファインパイル工法ecoは従来工法とは全く異なる攪拌新技術で安定した強度と均質性を確保した改良体を地盤中に形成する建築技術性能証明取得工法です。

特徴1

安定した強度と均質性を確実に得るために新たな発想で誕生したファインパイル工法eco

機械的撹拌技術+化学的撹拌技術=ファインパイル工法eco

機械的 撹拌技術とは

ファインパイル工法ecoの施工管理

化学的 撹拌技術とは

界面活性剤(KNNスラリー)の特徴

特徴2

攪拌新技術が土を選ばず高品質な改良体を実現。

ローム、凝灰質粘土など、攪拌が難しい土質でも攪拌し、安定した改良体を形成することができます。

特徴3

建築技術性能証明取得工法

ファインパイル工法ecoは、財団法人日本建築総合試験所による建築技術性能証明(GBRC性能証明 第12-25号)を取得しています。また、財団法人日本建築センター施工技術審査証明(BCJ-審査証明-51)も取得しています。
※適用範囲は異なります。
ファインパイル工法ecoは改良体内のバラツキ指標である変動係数※1で優れた結果が得られ、強度面において均一性が確認されています。
※1変動係数は相対的なバラツキを表し、数値が低い程、バラツキが少なくなります。

ファインパイル工法ecoの施工手順
ファインパイル工法ecoは土質を選ばず短期間での施工が可能です。

ファインパイル工法ecoは粘性土地盤、砂質土地盤(礫質土地盤を含む)での施工が可能で、土質を選ばず短期間での施工が可能です。また、打設時の振動や打撃音等の騒音はありません。

ファインパイル工法ecoと従来工法との比較
ファインパイル工法ecoは他工法に比べコストを大幅に抑えることができます。

ファインパイル工法ecoはセメントスラリーに界面活性剤(KNNスラリー)を添加し攪拌することで安定した強度を得られるため、他工法に比べ小さな径で施工でき、コストを大幅に抑えることができます。

ファインパイル工法ecoと在来工法との比較
ファインパイル工法ecoと在来工法を比較!ファインパイル工法ecoは在来工法に比べ少ない改良作業で実証された強度を得られる、経費と環境に優しいecoな工法です。